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自転車を盗難から守る7つの方法


当店のお客様で電動アシスト自転車が盗難にあった方がいらっしゃいます。 その時の状況は、自転車はマンションの駐輪場に停めていた、駐輪場は車道から見える所にあり部外者も入ってこれる場所だった、1週間旅行に出かけている間に被害にあった、自転車のサークル錠は掛けていたが他のカギはしていなかった、自転車カバーは使っていなかった、バッテリーは付けたままだった、とのことでした。

これらの状況と警視庁の防犯対策を踏まえ盗難から守る7つの方法をご紹介いたします。
 1.わずかな時間でも自転車から離れるときは必ず施錠しましょう
 2.他人が入ってこれない場所や屋内で保管しましょう
 3.屋外での保管は、自転車のカギ以外にも補助錠で固定物と自転車をつなぎましょう
 4.屋外保管は、バッテリー外すかバッテリーロックをしましょう
 5.屋外保管は、狙われにくいように自転車カバーをかけましょう
 6.出先での駐輪は、管理の行き届いた駐輪場を選びましょう
 7.万が一に備え、防犯登録の控え用紙とバッテリー番号とカギ番号は控えておきましょう

近年はバッテリー単体の盗難も増加傾向にあります。しっかりと盗難対策をおこない被害に遭わないようにいたしましょう。

小さなタイヤの自転車は沢山ペダルをこがないと前に進まない?

電動アシスト自転車の場合、26インチでも20インチでもペダルひとこぎで進む距離はほとんど変わりません。

ペダルを1回転させて進む距離は右図で示す通りギア比(前後ギアの歯数の比)が同じであれば、タイヤの外周長が長い26インチの方が長く進みます。

20インチの電動アシスト自転車は、ギア比を高めることで進む距離を補い、26インチとほぼ変わらない距離を進めるように設計されています。

但しギア比を高めることは、ペダルをこぐ力をより強くする必要が生じますが、20インチの電動アシスト自転車は、アシストの力で補うことで26インチの力感と変わらない踏力で走れるようになっています。

アシストの無い20インチの自転車は、ギア比を高めるとペダルが重くなり漕ぎ出せなくなってしまうので、26インチと比較すると進む距離は短くなり、沢山こがないと前に進まないことになります。

知って得する 変速ギア(シフトチェンジ)の使い方

変速ギアは道路状況に合わせてギアを選択することでペダルを踏む力を軽くすることができる装置です。

3段変速の場合、1速は発進時や急な上り坂で、2速は穏やかな上り坂や平坦な道で、3速は平坦な道やスピードが上がってきた状態で、その都度状況に合わせて切り替えるのが 自転車にも身体にも負担が少ない使い方になります。

電動アシスト自転車に使われている変速ギアのタイプは外装ギアと内装ギアの2種類があります。
外装ギアは変速ギアが露出しているものを指し、内装ギアは変速ギアが後輪の車軸の中に内蔵されているものをいいます。(多くの機種は内装ギアを使用しています)
変速は、外装ギアがペダリングしながら行うのに対し、内装ギアはペダルをこがない状態で変速を行うのが正しい使い方になります。
こぎながら切り替えると異音がしたり変速装置を痛める原因になります。

自転車に慣れてくると3速に入れっぱなしの方を多く見受けます。停止した状態からの3速での発進は、動き出すまでに大きな力を必要とします。
つまり、変速装置などに必要以上に負荷をかけることになりますので、発進は2速または1速に切り替えて行うようにしてください。

知って得する ブレーキのかけ方

ブレーキをかけるときは必ず左右(前後)のブレーキを併用してかけます。
先に左の後輪のブレーキレバーをゆっくり握ってから右の前輪ブレーキをかけるようにします。
坂道などは左右同時にかけて安全な速度で走行するようにします。
雨天時などでブレーキやタイヤが濡れているときは制動距離が長くなります。
左右(前後)のブレーキレバーを併用し、ゆとりのあるブレーキ操作を行ってください。

左右のブレーキレバーの握り幅が深く(グリップに近くなる)なってきたらブレーキの調整が必要になります。このままの状態で乗り続けるとブレーキの利きが悪くなるのはもちろん、ブレーキ構成部品の損傷につながります。早めの点検をお願いします。

ブレーキの効きが悪かったり、かけた時にキーキーと音が鳴る場合は、調整や交換の時期です。
前輪のブレーキシューの調整や交換、後輪のローラーブレーキのグリス充填が必要になります。

補助輪を外した自転車に30分で乗れるようになる練習方法

●練習のポイント

 1.ペダルを外した自転車にまたがります。両足はやや膝が曲がった状態が安心します。

 2.車体の感覚をつかむため、自転車にまたがりながら歩いてみます。

 3.自転車のバランスをとるため、両足で地面をけりながら少しずつ進んでみます。
 4.ブレーキをゆっくりかけて止まってみます。
 5.地面をけって進んだ後、足を上げて進んでみます。
 6.バランスが取れてきたらペダルを付けてこいでみます。

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